本日のランチ 「かじきのハーブパン粉焼き」

本日のランチは、昨日残ったパセリ入りのパン粉を更にタイムを加えて、スーパーで昨日の目玉だったかじきを焼きました。アボカドも安かったから、サラダに。

「かじきのハーブパン粉焼き」「アボカドサラダ」「じゃかいものポタージュ」

「かじきのハーブパン粉焼き」

<材料> 4人分

かじき…4切れ、ハーブパン粉(パン粉、パセリのみじん切り、タイムの葉)、ソース(トマトソース…1と1/2カップ、ピーマン…2個、にんにくのみじん切り…2片分、黒オリーブ…16個、ケーパー…大さじ2、オリーブ油…大さじ3、塩・コショウ…各少々)

<作り方>

① パン粉、パセリ、タイムの葉をよく混ぜる。パン粉は目の細かい方がいいので、粗めの場合はざるに入れて、手で混ぜてパン粉を細かくしながら、ざるを通して細かくします。

② かじきは塩・コショウ各少々を振る。フライパンにオリーブ油大さじ3を熱し、強火で焼いて、両面に焼き色をつける。

③ ピーマンは細切りにする。フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ、弱火にかけて香りを出す。香りが立ってきたら、ピーマンを加えて炒める。

④ ③のフライパンにトマトソースを加え、塩・コショウ各少々で味を調える。黒オリーブとケーパーを加え、一混ぜする。

⑤ 耐熱皿に④のソースを敷いて、②のかじきを並べる。その上にハーブパン粉をたっぷりのせて、220℃のオーブンで10~12分くらい、ほどよい焼き色がつくまで焼く。

本日も美味しゅうございました٩(๑•̀ڡ•́๑)و

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職場のランチ復活!!

今まで職場で皆でランチをしていましたが、ここ数年の外交官がケチだったのでそのシステムがなくなっていました。

しかし、今度のマダムは良い方で、一緒にランチを食べたいと言う事になり、本日より復活です。これは、ハラールを食べたい外交官が始めたシステムなんだけど、お手伝いさんのフィリピン人があまり料理が得意でなかったので、私が作ることになってしまいました。

和食を食べたことのないマダムにいきなり和食や中華はインパクト大かもと思い、本日は洋食にしました。「牡蠣のクリームグラタン」「サラダ」「スープ」「ガーリックトースト」

「牡蠣のクリームグラタン」とは言っても、これはベシャメルを作らずに生クリームと卵黄でとろみをつけて、フライパン一つで作る簡単なレシピです。

<材料> (4人分)

牡蠣...300g、玉ねぎのみじん切り...1/4個分、ほうれん草...1束、にんにく...2片、生クリーム...1カップ、牛乳...1/2カップ、卵黄...1個分、パセリのみじん切り...適量、塩・コショウ・小麦粉・パン粉・バター

<作り方>

① 牡蠣は海水程度の濃さの塩水の中でていねいに振り洗いし、ペーパータオルの上にとって水気をふき取る。

② ①の牡蠣に塩・コショウ各少々で下味をつけて、小麦粉を薄くはたく。バター50gを熱したフライパンでソテーし、両面に焼き色がついたら取り出しておく。

③ ②のフライパンに玉ねぎを入れ、フライパンに残った牡蠣の旨味をこそげ取るようにして色づくまで炒める。ほうれん草を加え、にんにく1片を刺したフォークで香りをつけながら炒める。

④ 生クリームに牛乳、卵黄を混ぜ、③に加えて、沸騰させないように気をつけながら軽く煮詰める。②の牡蠣を戻し入れて、塩・コショウ各少々で味を調える。

⑤ 耐熱容器にバター少々を塗って、にんにく1片の切り口をこすりつけ、④を入れる。パセリを混ぜたパン粉適量を振りかけ、高温に熱したオーブンで表面に焼き色をつける。

本日の「スープ」は玉ねぎ、エリンギ、キャベツ、ミックスビーンズのコンソメ仕立てにしました。

おやつに家に残っていたリンゴを小さく切って、砂糖と蜂蜜、シナモンで煮て、餃子の皮に包んで揚げたものを作りました。パイシートがなかったので餃子の皮で代用。

本日も美味しかったです。

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久しぶりの落語

28日の土曜の夜、久しぶりに落語を聞きに行きました。

よみうりホールの「よってたかって新春らくご」 昼の部と夜の部があって、どちらも大好きな落語家さんたちなので、どっちに行こうか迷った挙句、夜の部に。

昼の部は、三遊亭白鳥師匠、桃月庵白酒師匠、柳家三三師匠、春風亭一之輔師匠

夜の部は、三遊亭兼好師匠、柳家喬太郎師匠、春風亭百栄師匠、柳亭市馬師匠

落語家さんたちは本当に頭が良いと思うことがたくさんあります。時事問題をサラッと枕で話題にして笑いを取ったり、上手いんですよね。たくさん笑って、「さぁ~、明日からまた頑張るぞー!」となるのが私の落語の楽しみ方。生の落語会はいいですよ~

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東京ジャーミー

昨日は、エジプトの祝日でした。「革命記念日」2011年のアラブの春で皆がタハリール広場に集結した日です。この日から連日デモが起こり、最後にはムバラク大統領辞任にまで至ったのは周知のことだと思います。

実はこの日は「警察の日」でした。でも、エジプト人って警察が大嫌いなんです。警察官が暴行したり、賄賂を要求するのは日常茶飯事だったからか、警察官に対しての信用が全然ない。この「警察の日」に集結することが重要だったわけ。今では誰も「警察の日」とは言わず、「革命記念日」となっています。

エジプト人経理のマダムが、モスクに行きたいと言うので、代々木上原にある「東京ジャーミー」に行きました。ここはトルコのモスク。中の装飾もトルコスタイル。礼拝堂内は青いタイルで綺麗なんです。丁度、アスルの礼拝の時間でした。日本人の見学者も結構いらっしゃいました。土日はもっと多いし、見学ツアーもあります。裏の駐車場にケバブ屋さんが土日はいます。

礼拝後は渋谷に戻って、遅いランチを取りました。イスラーム映画祭の時は、会場のユーロスペースの近くの「ケバブ・カフェ」(トルコ人がやっているハラールの小さいお店)に行ったので、今回は東急ハンズのそばの「サムラート・カレー・プラザ」へ。ここはインド人がやっているカレー屋さん。渋谷店は小さい。どちらも美味しいかと聞かれると、まぁまぁとしか言いようがないんだけど、ハラールなので安心して食べられるってことかな。

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イスラーム映画祭2 レバノン映画

昨日、土曜日に見られなかったレバノン映画「私たちはどこに行くの?」を観て来ました。面白かった~!!!

クリスチャンとムスリムが半々くらいで暮らす田舎の村で、女性たちは宗教の垣根を越えて仲良くしているのに、男性たちは何かと争いをする。それをやめさせようと奮闘する悲喜劇です。実際にレバノンは1900年までずっと内戦状態だったし、今でもヒズボラ(ヒスブッラー)の拠点だから、この映画のようないざこざは実際にあること。

この映画で「男って馬鹿で単純だな~」って思えるシーンが幾つもある。女性たちは息子や旦那さんを失う経験をしている人が少なからずいるから、もう戦争で失いたくないって言う固い決意がある。そのために知恵を絞って策を練って、と奇想天外な事もするんだけど、随所にジョークがあって、イスラームやアラブの事がわかると笑える。

この映画の中にベリーダンスのシーンがあるのだけど、レバノンやエジプトでは問題ないけど、イエメンではカットされたらしいから、それぞれの国のイスラームの厳格度で規制が入るのかな。

今回、イスラーム映画祭にたくさんのお客様がいらしていて、それはとても嬉しいことだけど、イスラームやアラブの社会情勢を知らずにどこまで理解できるのかな?と正直思った。実際に、この映画祭のトークショーに参加する写真家の女性は理解できなかったので面白くなかったとおっしゃってました。たくさんの人に見て欲しいし、イスラームを知ってもらいたい。実際のイスラームはこうなんだよって映画を通じて知ってもらえる良い機会だと思う。でも、今回のエジプト映画のように説明がなければ理解できない作品があるのも事実。本当は、映画上映の前にその国のイスラームや社会事情を説明するとわかり易いのかも知れません。

ひとくくりにイスラームと言ってもアラブとアジアでも違う。イスラームって土着の習慣とかが一緒になってその国のイスラームになっている場合が多々ある。ゆるい国と厳格な国。ヒジャーブにしても、クルアーンでは顔は出して良い事になっているけど、ニカーブ(目だけだして顔全体を覆うヴェール)やブルカ(目の部分がメッシュになっているだけで全身を覆うヴェール)をしなくてはいけないとしている地域もあるし、妻や子どもにそうしなくてはいけないと強要する男性もいる。色々です。

イスラームの中でも、ヒズボラシーア派だからスンニ派とは相容れないし、クリスチャンvsムスリムだけでなく、シーア派vsスンニ派もあるわけだから。難しいです。宗教では寛容を説いているのに、他人や他国に寛容になれない。いろんな人がいて、いろんな国があって多様性があるからこそ面白いし、発見があるのにね。

イスラーム映画祭2は、東京の後、名古屋と神戸でも開催します。

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ネロの食い意地

我が家の黒猫ネロくんは、食い意地がはっているのか、どこに隠しても食べ物を見つける。開封前で袋に入っていても、噛んで破って食べる。匂いはしないはずなのに、パウチやビニールに入っているものは全部自分の食べ物だと思っているのかなぁ~

今朝、ファジュルの礼拝前にいつもベッドで寝ている猫たちがいなくて、隣のダイニングでゴソゴソしている音がしてた。私がいつもの時間に起きてみると、冷蔵庫の上の戸棚の上に置いておいたカリカリの箱が下に落ちていて、何故か封が開いていた。中身も一袋無くなってる。冷蔵庫の隣の隙間家具の上に置いておいた袋も下に落ちている。。。 無くなっていたカリカリの袋は空袋で見つかった。人が寝ている間に食べたわね!!!!

ポテトチップスもインスタントの味噌汁もお茶漬けも全て噛んでチェックする。なので、ストックは戸棚に隠すんだけど、最近は戸棚も電子レンジの扉も開ける技を習得したネロです。引き出ししか隠す場所が残ってないわ(泣)

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イスラーム映画祭2

今日から始まった「イスラーム映画祭2」をユーロスペースに観に行きました。

13時からレバノンの女性監督の「私たちはどこに行くの?」と次の15時からのエジプト映画「敷物と掛布」を観ようとエジプト人2人と一緒に行ったのですが、12時20分に着いてチケットを買おうとしたら、最初のレバノン映画は残り1席💦 諦めてエジプト映画だけ観ることにしました。

15時まで時間があるので、Bunkamuraの松濤カフェで松濤ロールを食べながら暇つぶし。

ユーロスペースが小さい映画館なのもあるとは思うけど、めっちゃ混んでて、イスラーム映画がこんなに人気があるとは思わなかった😆 

今日はエジプト映画の後に、エジプト人留学生のトークもありました。彼は文科省の奨学生で、東京外国語大学の院生。でも、元々カイロ大学の日本語学科だから日本語はペラペラ。一緒に行ったアラビア語の先生とは面識があるので、挨拶してたよ。

映画とトークが終わってロビーにいたら、ヒジャーブしてたからかNHK国際部の方から声を掛けられインタビューされました。一緒に行ったアラビア語の先生とオフィスの経理担当のエジプト人マダムも。

今日観られなかったレバノン映画は平日観ようと!

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