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ハラールフードについて

ハラール(ハラルと言う人もいるけど、正しくはハラール)は、最近よく聞く言葉だと思います。2020年のオリンピックに世界中からたくさんの人が来る。その中にはイスラーム教徒もいる。16億人のイスラーム教徒が食べるハラールフードに関してはビジネスチャンスだと、ハラール認証を得ようとしているレストランや食品業者はたくさんいると思います。

でもさ、最近行き過ぎてると思うのが、「ハラール野菜とかそれって何?」みたいな便乗商品もたくさんあるのですよ。ハラールとは良いもの、それはハラーム(禁じられた物)以外全てがハラールなんですよ。最初から野菜はハラールなの!!

ハラールって食品だけではなく、その人の行いもハラールかハラームか。全てにおいてあるのに、ハラールフードのみがハラールを気にするものみたいになってるでしょ。変だと思う。でも、今回はハラールフードに限って話をします。

私たちイスラーム教徒は豚肉、豚由来の製品、アルコールは禁止されています。お肉に関しては、屠殺方法や飼育方法にも決まりがあるから、ハラールミートと呼ばれるイスラームに批准しているものを食べなくてはいけない。でも、日本ではなかなかレストランでハラールミートを使っている所がないから難しいけど(ムスリムの経営しているレストランはハラールミートだけどさ)。それでもハラールレストランは増加しているし、外食しやすくなっているとは思う。豚肉由来と言うことでハムやベーコン、ゼラチン(豚のコラーゲンが主原料)も避けるよね。このゼラチンが至る所で使われている。例えば、「エビとほうれん草のクリームパスタ」なのに、材料を見るとゼラチンとか豚とか書いてある。ゼラチンはコンビニなどのお弁当やサンドイッチの汁止めによく使われてる。

チョコレートやお菓子・パンによく使われている乳化剤やショートニング。乳化剤はその名の通り乳化させることを目的に植物性の脂肪酸エステルや大豆レシチンを使います。ショートニングはラードの代用品として植物油から作られるものが多いけど、動物性原料を使うこともまれにあるからか、ムスリムたちは何を使っているかわからないからこれはダメ、あれもダメと言う事が多いです。ただ彼らはショートニング=ラードの認識なのよね。違うよ、代用するために開発された別物だって。食品添加物だからその構造式を見たらプラスチックみたいだし、トランス脂肪酸もたっぷりだから、その方が怖くて取りたくないけどさ。

ハラールミートは、ネットや一部のスーパーで売っています。牛肉はオーストラリアやニュージーランド産が主。鶏肉はブラジル産。羊肉はニュージーランド産。ネットでは国産のハラールミートも売ってる。しかーし、これが全て2kgとかの単位にパックされた冷凍肉なのよ。大家族ならまだしも、私のような一人暮らしの者にとって、それは大きすぎ。冷凍肉だから一旦解凍してしまったら食べきらないと、再冷凍は美味しくないし。

スープの素のコンソメもハラールミートからではないので、使えない。私は野菜スープの素を使ってる。中華は帆立の貝柱スープ。でも、日本には昆布や鰹節から取った美味しい出汁はハラールだもんね。お魚もハラール

調味料で気をつけなくてはいけないのが、みりん。料理酒はもちろんダメだけど、みりんもアルコール分があるからダメ。みりんは雑味を足してくれるから重宝するんだけどね。残念💦 お醤油なども丸大豆醤油とかでない一般的な安い醤油は早く発酵させるために醸造用アルコールを添加してあって、これもダメ。元々ムスリムになる前から、食品添加物は気になって取らないようにしているので、大豆・小麦・食塩のみの醤油を使っていたから問題ないけど。お味噌も一緒。

最近、ベジタリアン用フードがたくさん売っています。ラーメンもベジタリアン用があるし、カレールーとかも。ベジタリアンフードは、野菜だからラーメン食べちゃった的な罪悪感が少し薄らぐのは気のせい?

こうしてみると、ハラールって結局、体に良いものを取って、悪いものは取らないようにと言うアッラーの配慮なのかもしれませんね。